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Alphabet Inc Class A

分析レポート
作成日 2026-08-15
分析時株価
$346
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📅 本レポートは 2026-08-15 時点の分析です。株価・数値はその時点のもので、最新の状況とは異なる場合があります。最新の株価・開示は各自でご確認ください。
株おじ
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Kabuly 案内役

この銘柄、まずは"分析"からいっしょに見ていきましょう。

事業と業績までを無料で公開しています。バリュエーションと"結論"パートは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

1. エグゼクティブサマリー

Alphabet は 2026 年第2四半期(4〜6月)に売上 $119,796M(前年同期比 +24%)、営業利益 $40,770M(同 +30%、営業利益率 34%)という力強い結果を出した。牽引役は Google Cloud で、売上は $24.8B(+82%)と加速し、Cloud 営業利益は前年 $2.8B から $8.8B へ急伸、受注残(バックログ)は $514B に膨張した。この四半期の実績は、Alphabet の AI 投資が防御(本業の維持)と攻撃(Cloud の収益化)の両面で機能し始めたことを示す。

一方で GAAP 純利益 $112,193M(EPS $9.11)は数字が独り歩きしやすく、注意が必要だ。このうち約 $77B(EPS 換算 $6.26)は Anthropic(Alphabet 保有比率 約14%、四半期中に評価額が $380B→$965B へ)と SpaceX(6月上場、評価額 約$1.77兆)の持分に係る未実現・実現の投資利益であり、本業のキャッシュ創出力ではない。したがってバリュエーションはこの一過性ゲインを除いた正規化 EPS(2026年通期コンセンサス約 $11.57)を土台に評価すべきで、GAAP EPS $9.11 をそのまま年率化する誤りは避ける。翌四半期は同種の評価損(Anthropic/SpaceX 株価次第)で純利益が振れるリスクもある。

決算後に株価は一時下押ししたが、その後は反発している。監視中(未保有)の投資家にとっての論点は「①Cloud 加速と本業耐性という強材料 vs ②AI 設備投資の巨額化によるフリーキャッシュフロー圧迫と ③アドテク独禁訴訟の構造分離リスク」のバランスをどう価格に織り込むか、である。

2. 事業構造と競争優位

セグメント構造(Q2 2026)

セグメント売上(四半期)YoY位置づけ
Google Search & other$63.3B+17%収益の中核・高マージンの現金源
YouTube 広告$11.1B+13%動画・Shorts・CTV の広告成長ドライバー
Google サブスク/プラットフォーム/デバイス$12.9B+15%YouTube Premium / One / Pixel
Google Services 計$94.5B+15%全社利益のほぼ全て
Google Cloud$24.8B+82%成長エンジン・黒字転換後に利益急伸

競争優位(Moat)

  • 検索の規模とデータフライホイール: 世界検索シェア約 90%。Gemini アプリは月間アクティブ 9.5億ユーザー、毎分 220億トークンを処理。検索クエリ・ユーザー行動データが AI モデルの改善に直結する構造的優位。
  • フルスタック AI 垂直統合: 自社設計 TPU(v7 世代)→ DeepMind/Gemini モデル → Cloud/Workspace/検索への実装まで垂直統合。NVIDIA 依存を部分的に外部化でき、コスト・供給面の優位。
  • 分散困難な流通網: Android / Chrome / YouTube / Maps / Gmail という 10億〜数十億ユーザー級プロダクト群が Gemini の配信面になる。
  • Cloud のバックログ $514B: 将来収益の可視性が高く、Cloud の黒字化定着で「成長×利益」の両立局面に入った。

SWOT

  • Strengths(強み): 検索の圧倒的シェアと現金創出力/TPU による AI コスト優位/Cloud の高成長・黒字化/潤沢な BS(総資産 $921,983M、株主資本 $640,480M)。
  • Weaknesses(弱み): 売上の大半を広告(景気敏感)に依存/Capex 急増による FCF 圧迫/GAAP 利益が投資評価損益で乱高下しやすい。
  • Opportunities(機会): 企業向け生成AI 需要(Cloud バックログ)/Gemini の有料転換/Waymo の自動運転商用化/AI による検索の広告在庫・単価向上。
  • Threats(脅威): アドテク独禁訴訟の構造分離(AdX/Ad Manager 売却命令)リスク/検索デフォルト契約の規制/AI 検索代替(ChatGPT 等)による長期的な検索トラフィック侵食/設備投資競争の消耗戦化。

3. 直近業績とファンダメンタルズ

SEC EDGAR(XBRL 確定値)を土台とする。締め日基準。

四半期推移(売上 / 営業利益 / 純利益 / 希薄化EPS)

期(締め日基準)売上営業利益純利益(GAAP)希薄化EPS
2026 Q2(〜6/30)$119,796M$40,770M$112,193M$9.11
2026 Q1(〜3/31)$109,896M$39,696M$62,578M$5.11
2025 Q3(〜9/30)$102,346M$31,228M$34,979M$2.87
2025 Q2(〜6/30)$96,428M$31,271M$28,196M$2.31
2025 Q1(〜3/31)$90,234M$30,606M$34,540M$2.81

通期

通期売上営業利益純利益希薄化EPS
FY2025(〜12/31)$402,836M$129,039M$132,170M$10.81
FY2024(〜12/31)$350,018M$112,390M$100,118M$8.04
FY2023(〜12/31)$307,394M$84,293M$73,795M$5.80

読み解き(重要)

  • 売上は四半期で加速中($90B→$96B→$102B→$110B→$120B)。YoY +24% はメガキャップとしては異例の再加速。
  • GAAP 純利益 $112,193M(EPS $9.11)は要注意。うち約 $77B(EPS $6.26)は Anthropic / SpaceX 持分に係る投資利益(未実現含む)。本業ベースの EPS は約 $2.85(Q2 単体)で、営業利益 $40,770M の伸び(+30%)が実力値。バリュエーションでは GAAP EPS を年率化せず、投資ゲインを除いた正規化 EPS(2026 通期コンセンサス約 $11.57)を用いる。
  • 営業利益率 34%(前年比 +2pt)。Cloud の黒字定着が全社マージンを押し上げている。
  • BS は総資産 $921,983M(Q1 の $703,919M から急増は主に投資評価益による)、株主資本 $640,480M、現金 $55,911M と鉄壁。巨額 Capex を自己資金で賄える体力がある。
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バリュエーション・投資判断・目標株価(非公開)

3アプローチのバリュエーション、結論(BUY/HOLD/SELL)、12ヶ月目標株価レンジ、エントリー/エグジット戦略・トリガーは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

パスコードが違うようです。

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