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JNJ

Johnson & Johnson

分析レポート
作成日 2026-06-23
分析時株価
$260
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📅 本レポートは 2026-06-23 時点の分析です。株価・数値はその時点のもので、最新の状況とは異なる場合があります。最新の株価・開示は各自でご確認ください。
株おじ
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Kabuly 案内役

この銘柄、まずは"分析"からいっしょに見ていきましょう。

事業と業績までを無料で公開しています。バリュエーションと"結論"パートは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

1. エグゼクティブサマリー

Johnson & Johnson(JNJ)は時価総額約 $555 billion、2026 年通期売上ガイダンス $100.8 billion(中点・前年比 +7.0%)を掲げるヘルスケアの巨人である。事業は Innovative Medicine(医薬品、Q1 2026 売上 $15.4B、+7.4% 営業ベース)MedTech(医療機器、$8.6B、+4.6% 営業ベース) の 2 本柱。連続増配 64 年の「配当王(Dividend King)」であり、2026 年は四半期配当を $1.30 → $1.34 へ +3.1% 引き上げ、年間 $5.36(利回り約 2.3%)とした。Q1 2026 は売上 +9.9%、調整後 EPS $2.70 と市場予想を上回り、通期ガイダンスを上方修正した。

本銘柄の中核テーマは 「Stelara パテントクリフの吸収成功」 である。かつてピーク年商 $10B 超を稼いだ免疫疾患薬 Stelara は 2025 年に米国で独占期を喪失し、Q1 2026 売上は前年比約 -60% の $656M まで急落(全社成長率を 540bps 押し下げ)。だが新世代の免疫薬 Tremfya(+74%、$1.6B) と腫瘍領域の Darzalex(+20%、$4.0B) が losses を吸収し、Stelara を除けば Q1 トップラインは二桁成長。市場では「JNJ は Stelara LOE を抜けたグループ内で最もクリーンな名前の一つ」と評価され直している。

最大のリスクは タルク(ベビーパウダー)訴訟 である。2026 年 6 月時点で MDL(多地区係属訴訟)の原告は約 68,029 件、累計提訴は 9 万件超。2025 年 3 月に破産法を使った和解案(約 $8〜9B)が裁判所に却下され、個別訴訟が法廷で進行。ボルチモアでは中皮腫で単独原告に $1.5B の評決も出ており、Bloomberg Intelligence は最終的な和解総額が $11B 規模に達する可能性を示唆する。J&J は証券報告書で訴訟引当として $3.9B を計上済み。

2. 事業構造と競争優位性

2-1. セグメント別売上(Q1 2026)

セグメントQ1 2026 売上営業ベース成長主力製品
Innovative Medicine(医薬品)$15.4 billion+7.4%Darzalex(腫瘍 $4.0B)、Tremfya(免疫 $1.6B)、Carvykti、Erleada、Rybrevant
MedTech(医療機器)$8.6 billion+4.6%心血管(Abiomed/Shockwave/Biosense Webster)、外科、整形、視力
全社$24.1 billion+6.4%(adj. +5.3%)調整後 EPS $2.70

医薬品は腫瘍(多発性骨髄腫の Darzalex/Carvykti)と免疫(Tremfya)が成長エンジン。MedTech は 心血管事業が 2025 年に約 +16% 成長(売上 $8.93B) と唯一の二桁成長ユニットで、Abiomed(Impella 心臓ポンプ)と Shockwave(IVL = 血管内砕石術)が各々年商 $1B 超に到達。約 $30B 投じた両買収が心血管インターベンション 4 領域でのカテゴリーリーダー化を実現しつつある。

2-2. 競争優位性(Moat)

  1. ディープなパイプラインと R&D 規模: 年 R&D 投資 $17B 超。腫瘍・免疫・神経の複数領域で同時に新薬を投入でき、単一特許切れに依存しない分散構造。経営陣は Stelara クリフを越えて 2030 年に向けた二桁成長を目標化。
  2. 医薬品+医療機器の両輪分散: 純粋製薬(PFE/MRK)と異なり、特許切れ影響を受けにくい MedTech が約 36% を占めることで、薬価・LOE ショックを平準化。
  3. ブランドとスケール: グローバル販売網と規制対応力が、新薬・新デバイスの上市速度で優位を生む。

2-3. SWOT

項目内容
W (Weakness)Stelara LOE による医薬品成長の一時的な希薄化 / タルク訴訟の不確実性と長期化 / 米国薬価改革(IRA)下の価格交渉圧力 / 大型買収によるのれん負担
O (Opportunity)Tremfya/Darzalex/Carvykti の適応拡大 / Shockwave×Abiomed の高リスク PCI シナジー / 神経・肺高血圧パイプライン / 2030 年二桁成長目標の達成
T (Threat)タルク和解が $11B 超に膨張 / KEYTRUDA 等競合の腫瘍シェア / 次の LOE 波(2030 年前後の Darzalex/Stelara 後継特許)/ FX・関税

3. 直近業績とファンダメンタル

3-1. 四半期・通期サマリー

指標2025 通期Q1 20262026 ガイダンス
売上約 $94B$24.1B(+9.9%)$100.8B(中点、+7.0%)
調整後 EPS$2.70$11.55(中点、+7.1%)
GAAP EPS$2.14
Free Cash Flow$20.4B$1.5B$20B 前後想定
年間配当$5.20$5.36(+3.1%、64 年連続増配)

読み解き: Q1 売上 +9.9% のうち約 +9.9% の報告成長は買収寄与と為替を含む。Stelara が -540bps の逆風となる中で全社プラス成長を維持できたのは Tremfya(+74%)・Darzalex(+20%)の純増による。経営陣は Q1 好調を受けて通期ガイダンス(売上・調整後 EPS とも)を上方修正。GAAP EPS と調整後 EPS の差($2.14 vs $2.70)は買収関連償却・訴訟費用等の特別項目を反映。

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バリュエーション・投資判断・目標株価(非公開)

3アプローチのバリュエーション、結論(BUY/HOLD/SELL)、12ヶ月目標株価レンジ、エントリー/エグジット戦略・トリガーは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

パスコードが違うようです。

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