ホーム銘柄レポート / Persero) Tbk
PPERF

Persero) Tbk

分析レポート
作成日 2026-06-08
分析時株価
投資判断
noteで公開
目標株価
noteで公開
📅 本レポートは 2026-06-08 時点の分析です。株価・数値はその時点のもので、最新の状況とは異なる場合があります。最新の株価・開示は各自でご確認ください。
株おじ
株おじ
Kabuly 案内役

この銘柄、まずは"分析"からいっしょに見ていきましょう。

事業と業績までを無料で公開しています。バリュエーションと"結論"パートは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

1. エグゼクティブサマリー

PT Bank Mandiri はインドネシア最大級の国営商業銀行(総資産 IDR 2,432 兆 = 約 $147B、2026年Q1末時点)で、ホールセール・リテール双方に強固な事業基盤を持つ。2026年Q1 連結純利益は IDR 15.4 兆(前年比 +16.6%、BRIS デコンソ調整後でも +17%)と堅調な収益性を維持し、NPL グロス 0.98% / ネット 0.41% という資産品質、CAR 19.7% / Tier 1 約 17% という資本余力は新興国銀行として極めて健全。配当利回り約 11.5〜12%、配当性向 65〜70%(実績は 90% に肉薄)という高還元政策が長期インカム投資家を惹きつけている。

最大リスクは (1) IDR/USD のさらなる減価(DBS は年末 18,000 超を予想、ADR 価値を毀損)、(2) Danantara/Prabowo 政権による Merah Putih 協同組合向け劣後融資など準・財政的負担の押し付け(3) MSCI 新興国インデックス除外リスク継続(5月レビューでは EM 維持も 6/23 次回審査)。これらは構造的・複合的だが、現値はそれらをかなりディスカウントしており、配当 11%+ がダウンサイドの 1 次クッションとして機能する。

2. 事業構造と競争優位性

2-1. セグメント構成(2026年Q1)

セグメント概要
Wholesale Banking大企業・国営企業・インフラ向け融資。国家プロジェクト(IKN 新首都、ニッケル製錬等)に深く関与
Retail Banking中小企業・個人ローン、住宅ローン、給与口座
Treasury & Markets政府国債、外貨マーケット、トレジャリー
子会社Mandiri Sekuritas(証券)、Mandiri Tunas Finance(自動車金融)、Bank Mantap、AXA Mandiri(保険)等

: 2026年4月2日付で PT Bank Syariah Indonesia (BRIS) はマンディリ金融コングロマリットから正式に離脱。今後 BRIS は Danantara 傘下に再編される見込みで、これにより BMRI の収益基盤は純コマーシャル銀行へ純化した(連結利益では BRIS の寄与が剥落するが、Q1 単独でも +16.6% 達成)。

2-2. Moat(堀)

  1. State-Owned Bank ステータス: 国営大手 4 行(BMRI/BBRI/BBNI/BBCA は民間)はインフラ金融・公的セクター預金で構造的優位。逆に Merah Putih 等の政策動員リスクと表裏一体。
  2. 店舗・デジタル網: 全国 2,400 超の支店、Livin' by Mandiri モバイルバンキング(MAU 2,500万超)、Kopra ホールセール・プラットフォーム。
  3. ホールセールへの傾斜: BBRI(マイクロ)、BBCA(リテール優位)と差別化された大企業・コーポレートシェア。

2-3. SWOT

プラスマイナス
内部Strengths: NPL 0.98% の資産品質、CAR 19.7% の資本余力、配当利回り 11%+、デジタル投資のリードWeaknesses: 国営の宿命で政策融資負担、NIM が民間 BBCA(NIM ~6%)に劣る、ROE 18.7% は新興国大手としてやや見劣り
外部Opportunities: インドネシア 5% 成長、Danantara からの中長期 EPS 増(運用子会社売却プレミアム)、金利低下局面での評価益、ADR の M&A 観測Threats: ルピア 18,000+ への減価、Fitch ソブリン Negative、MSCI EM 除外懸念、Prabowo 政権の財政規律ドリフト、BI 独立性懸念

3. 直近業績とファンダメンタル

3-1. 2026年Q1 ハイライト

指標2026年Q12025年Q1YoY
連結純利益IDR 15.4 兆IDR 13.2 兆+16.6%
NIM4.7%4.9%-20bps
Gross NPL0.98%1.10%-12bps
Net NPL0.41%0.45%-4bps
総資産IDR 2,432 兆IDR 2,165 兆+12%
総株主資本IDR 304.9 兆IDR 273 兆+12%
Loan growth+16.2%(BRIS デコンソ後)n.a.強含み
CAR19.7%19.5%+20bps

3-2. 通期 2026 ガイダンス(4月修正後)

  • Loan growth: 7-9% YoY(変更なし)
  • NIM: 4.5-4.7%(4.6-4.8% から下方修正、BRIS 影響)
  • Cost of Credit: 60-80 bps
  • Cost-to-Income Ratio (CIR): 42-43%
  • Dividend Payout Ratio: 65-70%(実績は 90%超)

3-3. キーレシオ

項目注釈
P/B約 1.5-1.6xBBCA 2.4-3.0x に対して大幅ディスカウント
ROE約 18.7%BBCA ~22%、BBRI ~17% の中間
配当利回り11.5-12.0%業界トップクラス
配当性向65-90%ガイダンス 65-70%、実績は上振れ

3-4. FCF・キャピタル状況

銀行業の FCF は通常意味を持たないが、Tier 1 17%・CAR 19.7% という資本余力は、Basel III 規制(CET1 4.5% + Conservation 2.5% + DSIB 1-2.5% で目安 9-10%)に対し圧倒的なバッファ。配当性向 90% でも資本毀損は起きにくい構造である。

🔒

バリュエーション・投資判断・目標株価(非公開)

3アプローチのバリュエーション、結論(BUY/HOLD/SELL)、12ヶ月目標株価レンジ、エントリー/エグジット戦略・トリガーは、筆者の個人用メモとして非公開にしています。

パスコードが違うようです。

※ この先は非公開です(筆者が個人利用のために解錠します)。

【免責事項】 当ページの情報はAIによる分析を含む一般的な情報提供であり、投資助言・売買勧誘ではありません。当サイトは金融商品取引法上の登録業者ではありません。分析・数値は作成時点のもので、正確性・完全性を保証しません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。